2011年09月26日
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画期的新サービスのアイデア『井の頭通りにHaitter』

Written By: 川俣 晶連絡先

「自転車で甲州街道から井の頭通りに入った時、思いついた。画期的なサービスだ」

「何?」

「井の頭通りにHaitterという名前で、井の頭通りに入ったことをつぶやく専用サービスだ。メッセージも定型でいいからボタン1つで送信。アプリも画期的に作りやすいし、操作性も抜群」

「意味が無い」

「そうでもない」

「だって、みんな同じメッセージを呟いても意味ないだろう」

「違う。なぜなら、つぶやきが多いと井の頭通りは混雑している可能性が高い」

「なるほど。量の問題で意味が出てくるのか」

「なので、甲州街道Haitterや、環七Haitterなどの類似サービスも考えた」

「それも意味があるってことだね」

「いや。道が長くなるとそうでもなくなる。おそらく東名Haitterとか名神Haitterに意味は無い」

「なぜ?」

「全線で均一に入ったときと、特定の場所で集中的に入った時では混雑状況がまるで変わるが、このアイデアではそれを識別できない」

「そうか」

「それに、長い道のどこで渋滞しているか分からないなら、意味は無い」

「確かに……」

「強引にそんなサービスを立ち上げても、結果に意味が無いと笑われるだけだ」

「どんな風に?」

「『名神Haitterで混雑が分かるなんて迷信さ』」

「ぎゃふん。オチはダジャレかよ」